伊勢新聞

県内外の作家7人が新春展 桑名で絵画や版画、レリーフ

【作品を見ながら話す出品作家の泉さん(左)と伊藤さん=桑名市東方のアートスペース美園で】

【桑名】三重県桑名市東方のギャラリー「アートスペース美園」は7日、「新春選抜作家展2025」を同所で始めた。新春恒例の企画展で、県内外の作家7人が制作した油彩画、日本画、銅版画、シルクスクリーン版画、レリーフなどの力作を並べた。12日まで。時間は正午―午後6時(最終日は午後4時まで)。

八島正明さん(いなべ市)、吉田賢治さん(志摩市)、泉秀憲さん(愛知県大府市)、小垣内学さん(四日市市)、馬見塚喜康さん(愛知県日進市)、伊藤明淑さん(桑名市)に加え、桑名市で日本画を教える小林実沙紀さん(愛知県名古屋市)が初出品した。

会場には35点の個性あふれる作品が並び、訪れる人を楽しませている。出品作家の一人、造形作家として活躍する泉さん(66)は「素材や技法の異なる多様な作品がそろい、見応えがある。ぜひ会場に足を運んでいただければ」と話した。問い合わせは同ギャラリー=電話090(4860)3014=へ。