三重県教委は６日、令和６年度県優秀選手・指導者の表彰式を津市広明町の県庁講堂で開き、福永和伸教育長が、昨年３月以降に全国各地で開かれた国民スポーツ大会（旧国民体育大会）、全国中学校体育大会、全国高校総合体育大会（インターハイ）などの全国大会で上位入賞した７団体・７校の中高生らと指導者の計148人を表彰した。
個人は１位から３位、団体は１位から４位までの成績を収めた生徒とその指導者をたたえた。複数の大会、種目で優勝を重ねた８選手には特別優秀選手賞を贈った。
松阪商高３年の世古櫻紗さんは陸上競技女子円盤投げで優勝した今年度インターハイの実績などから特別優秀選手に選出。「高校３年間記録を伸ばせたのは先生や親、友達のおかげ。感謝の気持ちを忘れず大学で競技を続けていきたい」と周囲の支えにも感謝した。
２年生以下は今年度を上回る活躍を目指す。昨年の佐賀国スポ・ソフトテニス少年男子４位メンバーで三重高２年の竹内慶悟さんは「今年の目標は（団体戦の）全国３冠。昨年末の県高校新人大会で優勝できたので、東海大会でも優勝し、全国高校選抜に出場して、まず１冠目を取れるように頑張りたい」と話した。