三重陸協は4日、四日市市日永東の同市中央陸上競技場で、今月開かれる女子第43回(12日・京都府)・男子第30回(19日・広島県)全国都道府県対抗駅伝競走大会県選手団の練習会を開いた。中高生を中心に選手約20人が参加した。
男子は7区間48・0キロ、女子は9区間42・195キロのコースで争われる。47都道府県の代表チームが参加し、本県は三重のゼッケンナンバー「23」番前後のゴールを目指す。昨年は女子が38位、男子が34位だった。
県選手団は中学生から社会人まで、三重を代表する男子11選手、女子14選手で構成されている。練習会には選手のほか、三重陸協の役員、選手の保護者、選手の所属チームの指導者らも参加し、選手の走りを見守った。
四日市市立山手中3年で今年度全国中学校駅伝女子1区6位の坂本美來は「最初から全力で、三重に元気を与える走りを」、名張市出身で、ホンダ陸上競技部(埼玉)所属の川瀬翔矢は「中高生が良い位置で走って経験を積めるよう、1つでも上の順位でつなぎたい」と抱負を述べた。