破魔矢や熊手、正月準備 津・県護国神社、えと限定御朱印も 三重

【初詣縁起物を紹介する山口権祢宜=津市広明町の県護国神社で】

【津】三重県津市広明町の県護国神社(奥山陽介宮司)で、新年に向けた準備が整った。破魔矢や熊手など初詣縁起物に加え、元日からはえとの「巳」にちなんだ正月限定御朱印を授与する。

同神社は毎年三が日で約3万人が参拝する。初詣縁起物は小、中、大、特大の4種の熊手や、土鈴、小づちに白ヘビを描いた絵馬などがあり、令和7年2月末まで授与する。

限定御朱印は柄のデザインから印の作製まで全て神職が行っており1月はえとの意匠。神社名と日付、「令和乙巳」の文字に、とぐろを巻いたり左右に進んだりさまざまな形のヘビを配している。和紙の書き置きのみで1月末まで、1枚500円で授与する。

【ヘビをデザインした令和7年の正月限定御朱印】

権祢宜の山口功晟さん(29)は「大みそかの午後11時から、甘酒やたる酒の振る舞いがあります」と呼びかけた。