【伊勢】初詣に伴う交通渋滞を緩和するため、三重県の伊勢市内では、31日夜から年始にかけ、伊勢神宮周辺を中心に大規模な交通規制を実施する。
伊勢自動車の伊勢西インターチェンジ(IC)は、31日午後10時―1月1日午後3時半▽2―4日と12日の午前8時45分―午後3時半▽5、6、11、13日と18―26日までの土日午前9―午後3時の日程で出口を規制するため、一般車両は降りられなくなる。伊勢ICでも、1月1―4日と12日、時間帯によって出口規制する。内宮、外宮周辺は一般道でも交通規制がある。
1月1―4日と12日は、県営サンアリーナ周辺に、最大3500台の臨時駐車場を設け、駐車場からシャトルバスで内宮、外宮周辺に送迎する「パーク&バスライド」を実施する。午前9―午後4時。駐車場利用料は1台につき千円で、シャトルバスの利用は無料。
伊勢地域観光交通対策協議会のホームページ「らくらく伊勢もうで」で、道路の渋滞や駐車場の混雑状況などをリアルタイムで配信。市は渋滞緩和のため、公共交通機関の利用や、混雑時間を避けた分散参拝を呼びかけている。