神職ら拝殿のすす払い 津の結城神社で迎春準備 三重

【すす払いをする宮﨑宮司(左から2人目)ら=津市藤方の結城神社で】

【津】新年を前に一年の汚れを落とす、すす払いの神事が27日、三重県津市藤方の結城神社であり、宮﨑吉史宮司(50)ら神職4人が拝殿のほこりを払った。

宮﨑宮司らは神前ですす払いの安全や来る年の安寧を願う祝詞を上げた後、境内から切り出し紙垂(しで)を付けた長さ約3メートルのササ竹で、屋根の軒などのほこりをはらった。

宮﨑宮司は「無事に新年の準備ができた。令和6年は年初の震災などさまざまなことが起こったが、来年は巳(み)年。脱皮を繰り返して成長するヘビにあやかり、生まれ変わるような年になるといい」と期待を込めた。

同神社では大みそかのかがり火を午後11時に点火し、年越しの参拝者を出迎える。