「心に残る市制20周年事業できた」 志摩市長、今年の出来事10選

【今年最後の定例記者会見に臨む橋爪市長=志摩市役所で】

【志摩】三重県の志摩市の橋爪政吉市長は25日、今年最後の定例記者会見に臨み、今年の市の出来事10件を選んで発表した。

橋爪市長は「今年一年、市民や事業者、団体を巻き込み、市一体となって市制20周年記念事業を開催したが、これからの未来を創造していくきっかけとなり、市民の皆さんの心に残るような事業を複数回展開できた」と振り返った。

来年の抱負については、「全国豊かな海づくり大会が来年11月9日に開催される。この大会を大成功に収めることが市の発展につながると思うので、行政的にも気を引き締め、市民会議を含めた全ての市民と協働して大成功につなげたい」と述べた。

市長が振り返る今年の出来事は次の通り。

感謝と感動の一年!市制20周年▽観光農園、入場者数6万人突破。過去最高を記録▽令和7年秋、志摩市へ!第44回全国豊かな海づくり大会開催日が決定▽「逃げ遅れゼロ」へ!避難タワー完成、市民の皆さんの安全と安心を確保。三重県との総合防災訓練も実施▽三重県初!災害対策用トイレトラックを導入。資金調達にクラウドファンディングを活用▽全国初!消防活動に最先端救助支援システム「3rd―EYE」を導入▽水産高校と協力し商品開発。未利用魚アイゴのさつまあげ▽市長、海外でトップセールス。志摩市の魅力を世界へ発信▽DXで働き方改革。Googleワークスペース、生成AI導入で業務効率化▽市長として2期目のスタート