レスリングで全国準優勝 尾呂志学園中の高田さん、御浜町長に報告 三重

【大畑町長(左)に準優勝を報告した高田選手=御浜町役場で】

【南牟婁郡】東京都知事杯全国中学選抜U15レスリング選手権男子62キロ級で準優勝した三重県御浜町立尾呂志学園中3年の高田碧さんが20日、町役場を表敬訪問し、大畑覚町長に結果を報告した。

高田さんは2人の兄の影響で3歳から競技に親しみ、和歌山県の新宮ジュニアレスリングクラブで週3回、スパーリングなど本格的な練習を積んだ。小学3年時に全国大会で優勝も果たした。

今大会は、6月に開かれた全国大会の3位を上回る準優勝で、高田さんは「決勝までは行きたいという一心だった。四回戦までは調子が悪かったが、準決勝と決勝は実力を出せた」と話した。

卒業後は和歌山県立和歌山北高校で競技を続ける予定。高校では65キロ級でプレーするといい「強敵は増えるが、どんな相手でも勝てる選手を目指す。目標はインターハイ優勝」と力を込めた。

大畑町長は「中学最後の大会での準優勝はうれしい反面、残念という気持ちもあると思う。高校でも好きなレスリングを続けていただき、全国優勝できるよう応援していきたい」と激励した。