伊勢新聞

能登地震被災地に義援金 伊勢文化サークル協会小俣支部、市に寄託 三重

【鈴木市長(左端)に目録を手渡した北河さん(中央)=伊勢市役所で】

【伊勢】三重県伊勢市の伊勢文化サークル協会小俣支部は18日、能登半島地震の被災者支援のため、募金で集まった義援金1万9658円を市に寄託した。

同支部には、絵画や書、舞踊など、文化と芸能のサークル22団体が加盟し、約480人が活動している。10、11月に各団体の活動の成果を発表する文化祭を市内で開催し、地域の園児や中学生らも参加して作品展示や舞台発表を披露。会期中の3日間、会場に募金箱を設置して、義援金を募った。

同協会長で小俣支部長の北河新松さん(77)が、市役所で鈴木健一市長に手渡し、「能登地方は、地震と豪雨の二度の災害に見舞われ、大変な思いをしている。被災地の子どもたちのために役立ててもらえたら」と話した。

義援金は、日本赤十字社を通じ被災地に届ける。