津市内最大級の宴会場に 「三重の間」、センパレ内ホール改修

【センターパレスホールを改修した「三重の間」=津市大門で】

【津】三重県津市の第三セクターが運営する複合ビル津センターパレス内のホールがこのほど、市内最大級のバンケットホール「三重の間」に生まれ変わった。地域の食材をメニューに取り入れ、ウエディング需要にも対応する。

同ホールを区分所有していた市が4月1日付で第三セクターに売却しており、同ビル内のホテルを運営するリオ・ホテルズに賃貸する形。ホテル側が改修を手がけ、ホテルと一体的に運営する。

壁面に木目を取り入れた内装で、旧ホールの舞台があった正面に新たにライブキッチンを配置し、地元の食を発信する。

関係者約150人を招いたオープニングレセプションでリオ・ホテルズの臼杵紗季代表は「この立派なホールをいつかホテルと一緒に運営したいと願っていた。内外の方だけでなく地元の皆さまがにぎわい語らう場として愛していただければ」とあいさつした。

来賓の前葉泰幸市長は「ホテルの価値が上がるのは都市の値打ちが上がること。各界の会合を開いて地域経済を盛り上げていただきたい」と祝辞した。

【「三重の間」内のライブキッチン=津市大門で】