新型コロナ3週連続増 三重県内、先週の感染状況

三重県は18日、先週(9―15日)の新型コロナウイルス感染状況を公表した。1医療機関あたりの新規感染者は平均3・39人で、前週と比べて30%の増加。3週連続で増加し、12週ぶりに3人を超えた。

県によると、一日あたりの新規感染者数は前週より50人ほど多い220人と推計される。15日までの1週間で県内にある基幹定点の9医療機関に新規入院した患者は47人で、前週から32人増えた。

保健所管内別の1医療機関あたり新規感染者は桑名6・4人▽四日市3人▽鈴鹿1・6人▽津3・36人▽松阪2・5人▽伊勢4・09人▽伊賀3・25人▽尾鷲2・5人▽熊野0・5人―となった。

感染症対策課は「感染者の実数や増加率は例年の同時期に比べて低い」としつつ「年明けにかけて感染者が増える恐れがあるため、今後の動向を注視する必要がある。感染防止対策を徹底してほしい」としている。