三重県津市一志町の私立一志学園高生7人が15日、同町の田尻公会所であった子ども食堂にボランティアで参加した。
ボランティア団体「子育てはたすけあい なかよし食堂」(山口恒吉代表)が月1回開く食堂で、同高生はさまざまな奉仕活動に取り組む授業「МIT(ミニ一志タイム)」の一環で今年6月から協力している。
生徒は山口代表(48)らと共に、訪れた親子に持ち帰りのご飯とレトルトカレー、寄付の物品を手渡し。この日は絵本のプレゼントがあり、サンタに扮(ふん)した3年の南陸さん(18)は「貴重な体験で結構楽しい」。
担当の丸山玉枝教諭(54)は「人と関わり、喜んでもらうことが生徒の自信になる。今後も地域とのつながりを大切にしたい」と話した。