伊勢新聞

肉まんあんまん約1万個寄贈 井村屋、三重県内福祉施設に

【福山施設長(右)らに肉まん・あんまんと目録を渡す岩本社長(左)=津市桜橋の県社会福祉協議会で】

【津】菓子食品メーカー井村屋(津市高茶屋7丁目、岩本康社長)が17日、県内120の福祉施設に同社の人気商品の肉まん、あんまん各209箱、計1万32個を寄贈した。

冬場に心も体も温まってもらおうと平成20年から毎年実施し17回目。贈り先は県社会福祉協議会を通じて希望を募り、県内の乳児院▽母子施設▽児童養護施設▽高齢者施設▽障害者施設―などに贈られている。これまでの累計は16万4千個に上る。

寄贈式では岩本社長(61)が受贈施設代表の里山学院乳児院(同市河芸町)の福山充孝施設長(61)に「皆さんでお召し上がりいただき少しでも心温まるクリスマスになれば」と目録を手渡し「肉まん、あんまんは今年発売60周年の記念すべき年。60年間愛される商品を扱うことに感謝し今後も頑張りたい」と述べた。

福山施設長は「普段口にしないものなので皆喜んでいる。おやつの時間に子どもたちがおいしく頂きます」と感謝した。

商品は各施設に20日に届くよう発送される予定。