日本ボーイスカウト亀山第4団が発団50周年 記念式典に100人、感謝の集いも 三重

【花束を持つ森顧問(右から2人目)と妻の節子さん(右端)=亀山市東御幸町の市文化会館内中央コミュニティセンターで】

【亀山】日本ボーイスカウト亀山第4団(今村俊朗団委員長)は15日、三重県亀山市東御幸町の市文化会館内中央コミュニティセンターで、「発団50周年記念式典」を開いた。櫻井義之亀山市長をはじめ、日本ボーイスカウト三重連盟長の一見勝之知事、同ボーイスカウトの村田禎章総コミッショナーら関係者と第4団員、保護者ら計約100人が出席した。

同第4団は、昭和49年に発団。カブ隊として27人でスタート。現在ビーバー、カブ、ボーイ、ベンチャー、ローバースカウト隊に55人が入団し、キャンプなどの野営活動や奉仕活動など展開している。

来賓あいさつで一見知事は「亀山第4団の皆さんには、発団から今日までの半世紀にわたり、ボーイスカウト運動を通じた青少年の健全育成に感謝と敬意を表します」と述べ、「60周年、100周年に向けて、地域に根ざした積極的な活動を進めていただきたい」と話した。

【来賓あいさつをする一見知事=亀山市東御幸町の市文化会館内勇往コミュニティセンターで】

永年にわたり同4団を支援してきた、亀山青年会議所、亀山JCシニアクラブ、亀山ライオンズクラブ、亀山商工会議所の4団体に今村団委員長が感謝状を手渡した。また、発団50年を振り返る映像「亀山第4団のあゆみ」(約12分)の上映もあった。

式典後の感謝の集いでは、発団時から関わり、平成6年から同21年まで第4団委員長を務めた、森淳之祐顧問(89)と妻の節子さん(84)に団員から、感謝を込め花束が贈呈された。

森顧問は「発団時は、何もかもが初めてで、津市の御殿場海岸で初めてキャンプをした時は、トイレの設置などに苦労をした」と当時を振り返り、「今は、今村団委員長をはじめ、各委員らが計画する年間活動を見守っている」と話した。