三重県の津市の魅力を首都圏で発信する「つデイ」が13、14日の両日、東京都中央区日本橋室町の三重テラスで開かれ、延べ300人が来場した。今回のつデイは、販売会などを通じ市の農林水産物の魅力を知ってもおうと、津市と農林水産物の振興に取り組む市内の生産者や飲食店でつくる「津市農林水産物利用促進協議会」が企画した。
生産者らは、美杉茶や採れたての果物、ナシを使った加工食品などの販売や試食を行い、来場者と会話しながらそれぞれの農産物の魅力を伝えた。
また、フレグランス作り体験やまこも若葉パウダーを使ったホットケーキ作り体験も盛況で、来場者はおいしそうに自分で作ったホットケーキを頬張っていた。
ホットケーキ作りを体験した都内在住の40代の女性は「初めての味で、おいしかった。パウダーを買って家でも作る」と話していた。
同協議会加盟の津市河芸町南黒田のマコモ生産者、三浦和俊さん(52)は「マコモの浸透度の低さを痛感するとともに、おいしさを発信できるよい機会になりました。これからも全国のみなさんに、マコモの良さを広めていきたい」と意気込んでいた。