【四日市】三重県内の盆栽愛好家グループ「玉芳会O2くらぶ」(草深茂会長)による、第34回「銘品盆栽・無窮展」が13日、四日市市安島の市文化会館第一展示室で始まった。会員ら30人が丹精した作品35席を展示している。15日まで。
岩崎功さん(40)は、令和6年度無窮展の県知事賞を受賞した推定樹齢80年の「五葉松(ゴヨウマツ)」を展示。三好俊雄さん(73)は、県議会議長賞を受賞した根連なりの「杜松(トショウ)」、遠藤誠次さん(79)は、市長賞受賞作のサンザシとカエデ、イソギクの三点飾りを出品している。会場には無料盆栽相談コーナーも設けられ、愛好者らでにぎわっていた。
中川俊身相談役(81)は「日本最高峰の国風盆栽展に出品する会員も増え、年々レベルアップしている。若い世代に伝統文化を継承していきたい」と話していた。