【四日市】三重県四日市市曽井町の神前小学校の1年生43人が12日、同町公会所で毎月1回開催されている集いの場「より曽井サロン」の会場を訪れ、集まった高齢者や地域住民約60人の前で、歌や楽器演奏を披露した。
児童らは校歌やクリスマスソングを歌ったり、演奏した。歌に合わせて、かわいらしい振り付けも披露していた。参加者全員に花をイメージして色紙で作ったメダルを贈った。メダルの中には、児童が育てたアサガオの種が入っている。参加していた女性(84)は「みんな上手で感激した。涙が出てきた」と喜んでいた。
児童がサロンに訪問するのは5年ぶり。新型コロナウイルスの感染拡大前までは、恒例行事だった。
サロンを運営する「暮らしの応援隊」の坂倉靖夫代表(81)は「久しぶりに、参加者の楽しそうな笑顔が見られて良かった」と話した。