別の受刑者に傷害疑い 40代受刑者を書類送検 三重刑務所

【津】刑務所で別の受刑者にけがをさせたとして、三重刑務所は10日、傷害の疑いで、40代の男性受刑者を書類送検した。

送検容疑は9月6日午後5時ごろ、津市修成町の同所で、20代男性受刑者の頭や顔を殴るなどして、顔や鼻の骨を折るなど、全治約3週間のけがをさせた疑い。

同所によると、男性受刑者は容疑を認めている。2人は同室で生活。入浴の際に、シャワーを巡ってトラブルになっていたという。

井上済所長は「このような事件が発生したことは遺憾。今後も施設内の犯罪行為には厳正に対処する」とコメントした。