
【東京】東海環状自動車道の整備促進をめざし、一見勝之三重県知事といなべ市の日沖靖市長、中部経済連合会、同市の6企業(デンソー、トヨタ車体、神戸製鋼所、太平洋セメント、豊田合成、ヤマザキマザックマニュファクチャリング)の代表者らは9日、東京の国土交通省を訪れ、同省の高見康裕大臣政務官、吉岡幹夫事務次官、山本巧道路局長、財務省の中山光輝主計局次長と面会し要望書を手渡した。
東海環状自動車道は、環状道路内の渋滞緩和、地域経済の活性化、災害に強い道路機能の確保が期待されており、一見知事は「東海環状自動車道の早期全線開通をお願いしたい」、日沖市長は「防災面の強化にもつながるので、一日も早い開通をお願いしたい」、企業代表者らは「物流の効率化による生産性向上等の効果に期待している」と要望した。
国土交通省の高見大臣政務官は「地域の熱意がよく分かった。一日も早い開通に向けて頑張っていきたい」、財務省の中山主計局次長は「生産性向上等、この道路の必要性は承知した」と応じた。