三重県の百五銀行は10日、私募債4件(計2億5千万円)を受託したと発表した。
内訳は、不動産取引業「不二興産」(名古屋市)5千万円▽鉄鋼製品卸売業「タチバナ製作所」(いなべ市)1億円▽情報サービス業「フリーダム」(津市)5千万円▽土木工事業「廣建設」(志摩市)5千万円。
本件受託分のうち、「不二興産」と「廣建設」は発行手数料の一部を使って物品を購入し、発行企業が指定する学校や団体などに寄付する「105SDGs(持続可能な開発目標)私募債(寄付型)」で受託し、「タチバナ製作所」は私募債を発行する企業に百五銀行が提供する脱炭素推進に関連したサービスが無料もしくは割引となる「105SDGs私募債(脱炭素応援型)」で受託した。