自転車ヘルメット着用を いなべ総合学園高で呼びかけ 三重

【ヘルメットの着用を呼びかける生徒ら(日本損害保険協会提供)】

【いなべ】日本損害保険協会三重県損保会(会長・三原二朗東京海上日動三重支店長)と県警は9日、安全な自転車交通を実現するための活動として、いなべ市員弁町のいなべ総合学園高校で同校のセーフティ・バイシクルリーダーの生徒とともに啓発活動を行った。

セーフティ・バイシクルリーダーは、模範的な自転車運転を通じて自転車交通秩序の安定を目的に、県警本部が県内に在学する高校生らに委嘱するもの。今年5月に同校の生徒会執行部が県内6校目の委嘱を受け、県損保会から活動用のオリジナルヘルメットを贈呈されている。

この日は県損保会と県警の職員、委嘱を受けたセーフティ・バイシクルリーダーの生徒ら約15人が校内に立ち、自転車通学の生徒らに対し交通ルール啓発のチラシを配布しながらヘルメットや反射材の着用を呼びかけた。

いなべ警察署の新家政紀署長は「令和6年度内にいなべIC(インターチェンジ)の開通も予定されており、交通量が増えると自転車事故も増える。こういった活動を通じて注意喚起していきたい」と話した。