【鈴鹿】三重県鈴鹿市の「椿の農業と地域を考える会」(恩田浩美会長)は15日午前10時―午後3時まで、同市山本町の椿大神社駐車場で地元農家の野菜などを販売する「椿縁結び市」を開催する。
地域の魅力を知ってもらいたいと、ことしで13回目。同会には椿地区で農業を営む17人が所属する。
ハクサイやキャベツ、ダイコンなど椿地区で採れたばかりの野菜や茶をはじめ、西庄内町産のそば粉で作った「稲造そば」、焼き芋や茶ようかんなどの加工品を販売する。
午後1時半から市産野菜をふんだんに使ったそば団子鍋の振る舞い(先着100食)がある。
10日、恩田会長(64)=同市椿一宮町=ら3人が同市役所の末松則子市長にイベントをPR。恩田会長は「西部地区の農家が丹精込めて育てた減農薬、有機野菜を市場より安価で販売するのでぜひ来場してほしい」と呼びかけた。
末松市長は「毎年楽しみにしている人もたくさんいる。椿地区の良さを知る機会になれば」と話した。