「リンゴ丸ごと味わって」 伊勢山田青果など、中学校に寄贈 三重

【長野県産のリンゴを手にする鈴木市長と西村会長(右)=伊勢市役所で】

【伊勢】旬の果物のおいしさを味わってもらおうと、三重県伊勢市西豊浜町の青果卸「伊勢山田青果」などは9日、市立中学校10校に、長野県飯綱産のリンゴ3240個を贈った。

学校給食の食材を取り扱う伊勢山田青果と伊勢山田青果学校給食協力会が、産地のJAながの飯綱りんご部会の協力で毎年寄贈し、15回目となる。

市役所で贈呈式があり、同協力会の西村昌人会長が、鈴木健一市長に目録を手渡した。西村会長は、若い世代の果物摂取量が減っているといい、「太陽の光を浴びて育ったリンゴ。甘さと酸味のバランスが良く、果汁もたっぷり。皮と実の間に栄養があるのでぜひ丸ごと味わってほしい」と話した。

リンゴは各校に届けられ、全生徒に1個ずつ配布される。