ヘビの置物、愛らしい表情 四日市で陶芸家稲垣さん干支展 三重

【ヘビの置物を紹介する稲垣さん=四日市市新町のアートギャラリー「黒い森」で】

三重県四日市市小杉町の天水窯を主宰する陶芸家稲垣竜一さん(57)による「干支(えと)展」が、同市新町のアートギャラリー「黒い森」で始まっている。15日まで。

稲垣さんの「干支展」は20年ほど前から続いており、年末恒例となっている。来年の干支「巳(み)」の置物を中心に、陶板壁掛けや照明付き花器など約100点が並んでいる。

帽子や冠を着けた愛らしい表情の白ヘビや赤ヘビたちが、つぼや花入れに巻き付いていたり、バラを生けた花瓶の縁に乗っていたりと、思わず笑顔になる。

「脱皮を繰り返しながら成長していく縁起の良いヘビにあやかり、皆様のより一層の飛躍を願って制作しました」と話していた。