
【亀山】三重県亀山市城東地区まちづくり協議会(谷口利勝会長)は8日、同市東町の城東地区コミュニティセンターで、三世代交流事業「餅つき大会」を開いた。
同地区には、東町、江ヶ室、中屋敷、東丸町、本丸町の5町の13自治会が加盟。住民約700人のうち、高齢者は約200人以上で高齢化率は、市内平均の27・5%を上回る30・6%。毎年、同事業を通じて、世代を超えた住民同士の交流を深めている。
この日参加した住民約100人は、昔ながらの木の臼ときねで、子どもから高齢者らが餅つきを楽しんだ後、つきたての餅を大根おろし、あんこ、きな粉など6種類の味で味わった。
5歳の女の子は「きな粉がおいしかった。3個食べた」と話していた。谷口会長(65)は「住民同士が顔を合わす機会が少なくなっている。きょうは、皆さん和気あいあいに餅を食べながら、話しに弾んでいた」と見守っていた。