【四日市】三重県四日市市萱生町の四日市大学で7日、留学生を対象にした日本語弁論大会が開かれた。四日市大、三重大大学院、鈴鹿大のネーパル、ミャンマー、中国、インドネシアの学生8人が5―7分という制限時間の中で、日本での生活で感じたことや自身の考え、意見などを流ちょうな日本語で発表した。
テーマや内容、日本語能力を教員や関係者が審査し、各賞を決めた。最高賞の学長賞には、インドネシア出身で四日市大・総合政策学部3年のロナル・アフリアディさん(23)が、昨年に続き2年連続で選ばれた。ロナルさんは小道具を使ったり、「手を上げて私の言葉を心の中で唱えて」と呼びかけるなど、聴衆を引きつけるスピーチを披露していた。
大会は21回目。国際理解と日本語能力の向上を目的に、四日市大が毎年開いている。