公明党三重県本部は7日、プラザ洞津(津市新町1丁目)で第15回大会を開き、代表に中川康洋衆院議員=比例東海=を再選した。中川氏の代表就任は10回連続。任期は2年。
中川氏は大会のあいさつで「衆院選は厳しい結果だった。政治とカネを巡る問題の逆風を押し返せなかった」と振り返った上で「次なる戦いに向け、必ずや捲土(けんど)重来を期す」と述べた。
来賓で出席した自民党県連の田村憲久会長はあいさつで「衆院選では政治とカネを巡る問題で皆さんにご迷惑をおかけした」と陳謝。「自民党をしっかりと変えていく」と述べた。
一見勝之知事も来賓で出席し、冬柴鉄三元国交相が愛した言葉「説法獅子吼」を紹介。「逆風の時こそ力を合わせて獅子の咆哮(ほうこう)を上げるべき。日本や三重を良い形にしてほしい」と激励した。
この日の大会には代議員ら約100人が出席した。吉住美智子名張市議と北岡泰明和町議が副代表に就くなどの役員人事を承認。次期参院選での勝利などを掲げた来年の活動方針も採択した。