【鈴鹿】三重県の鈴鹿市は6日、市内の中学2年生を対象に初実施したピロリ菌検査の結果通知について、少なくとも21人分を誤送付したと発表した。
尿中のピロリ菌抗体の有無を調べる検査で、1800人のうち希望者870人を対象に、7―10月に実施。そのうち検尿を提出したのは774人だった。
市地域医療推進課によると、検査結果通知は11月28日に発送。誤送付は12月2日、保護者からの連絡で発覚。封筒に記載の宛名とは別の生徒の検査結果が入っていた。
市はその後、結果通知を発送した774人を対象に電話や訪問で誤送付の有無を確認。6日現在、連絡がつかない23人については引き続き連絡を続ける。
原因はチェック作業の機能不全。再発防止に向け、今後はチェック機能の強化徹底を図るという。