クラフト表装18点を紹介 桑名で教室作品展 三重

【「良い作品に仕上がった」と話す小林さん=桑名市大仲新田の川スミメガネ本店で】

【三重郡】三重県菰野町小島の小林ひとみさんが指導する「次世代の表装技法振興会 菰野教室」の6回目となる作品展が6日、桑名市大仲新田の川スミメガネ本店ギャラリーで始まった。特殊な粘着シートに、手拭いやハンカチを貼り付け掛け軸などにした「クラフト表装」の作品18点を紹介している。12日まで。

生徒14人と小林さんが出品し、ついたてや額装にした作品も並ぶ。メインテーマは江戸時代を代表する浮世絵師「(葛飾)北斎」で、北斎の代表作「富嶽(ふがく)三十六景」の「神奈川沖浪裏(なみうら)」や「凱風快晴(がいふうかいせい)」(赤富士)などが、来場者の目を引いている。

小林さんは「どれも良い作品に仕上がったと思う」と話していた。