深野の棚田、景観に魅せられ 松阪で荒木さん写真展 三重

【荒木さんの写真展「深野春秋」の作品=松阪市飯南町粥見の茶倉駅で】

【松阪】三重県津市上浜町の荒木信子さんは5日、松阪市飯南町粥見の道の駅「茶倉駅」2階で写真展「深野春秋」を始めた。会期は9日まで。午前9時―午後5時。最終日は午後2時まで。

荒木さんは日本リアリズム写真集団三重支部に所属。20数年前に松阪市飯南町深野を訪れ、棚田が広がる景観に魅せられ、年に数回撮影に訪れるようになった。

「日本の棚田百選」に認定された「深野のだんだん田」での田植えから収獲までを追い、30点を出品。松阪牛発祥の地での牛の肥育や茶畑での茶摘み、猿も活写している。

荒木さんは「四季折々、味わい深い深野の景観に魅せられシャッターを押してます」と来場を呼びかけている。