【津】三重県津市久居元町の久居公民館で活動する「洋画グループ『四季』」(東順一郎代表、会員11人)の第22回作品展が、同市久居東鷹跡町の久居アルスプラザギャラリー3で開かれている。会員の近作20点と、講師の月輪清さん=同市久居西鷹跡町=の賛助作品2点を展示している。8日まで。入場無料。
同グループは旧久居市時代から続く自主講座で、70―90代の男女が月3回土曜日に集まり制作している。
教室に持ち寄ったアケビやキンカンなど静物、風情ある橋と電車を描いた「石橋潜水橋」などの風景、太く力強い幹の大木を描いた「樹」、コピー機用のトナーの粉を使った「夜景」などが並ぶ。
ゴッホのを筆遣いをボールペンで再現した東代表(81)は「寡黙な人やおしゃべりしながらの人などそれぞれに楽しく描いている。同じ教室でも皆作品が違うのが特徴」と見どころを話した。