一見勝之知事は５日の定例記者会見で、三重県の魅力を発信するためのキャッチフレーズ「美し国みえ」を表現したロゴマークの２案を発表した。県民投票を経て１案を採用する。
県によると、うち１案は伊勢神宮や伊勢エビ、松阪牛、手裏剣などのデザインをちりばめた。もう１案は海、山、太陽をイメージした３色の組みひもが結びつくデザインとした。
企画提案コンペで選定した津市内の業者に委託して２案を作成した。県民投票で得票の多かった案を採用する予定。ロゴマークは県のポスターやパンフレットなどに掲載する。
一見知事は会見で、ロゴマークの意義について「プロモーションの一体感を醸成できる。県を売り出しやすくなる」と説明。「多くの県民に投票してもらいたい」と述べた。
投票は５日から来月６日まで。県のホームページ（ＨＰ）にあるフォームから投票する。投票結果は来月中旬にＨＰで公表する。問い合わせは企画課＝電話０５９（２２４）２０２６＝へ。