釣り上げた魚の大きさ競う 「尾鷲磯釣大会」開幕 三重

【尾鷲磯釣大会のチラシ(市観光釣協会事務局提供)】

【尾鷲】三重県の尾鷲市沿岸で釣り上げた魚の大きさを競う「尾鷲磯釣大会」が1日、開幕した。主催する市観光釣協会は「魚種が多く、初心者でも楽しめる」と話している。来年1月26日まで。

尾鷲湾の良質な漁場の魅力を伝えようと、毎年冬に開催。今年はコロナ禍以前の形式に戻し、同26日までの「グレの部」に参加した後、2月8日に開く2部の「グレの部」か「他魚の部」に申し込み、両部の長寸を合算した数値も競う。

1部は協会に加盟する八つの渡船業者のいずれかの船でグレを釣り、2匹の長寸で1―10位までを決定。1位に5センチ、2位に4センチなど10位までにハンディを付ける。3位までの参加者は2部と3部にも必ず出場する。

2部グレの部は一匹長寸で判定し、他魚の部はチヌかマダイ、ブダイの3魚種の一匹長寸で計測する。同日の3部でハンディ込みの1部、2部の長寸を合算して1―3位の最終順位を決める。

協会加盟の参加渡船に各自で申し込む。1部は各渡船で計測。2部は尾鷲市瀬木山町の市民文化会館で測る。1部は各渡船の1―3位に商品券最大3万円分を送る。その他各部も1―3位に商品券を用意し、3部優勝者には10万円分を送る。

参加渡船は大ちゃん▽柴山▽宮城野▽ゆき丸▽川端―の尾鷲港5船と、榎本▽勝三屋▽誠丸の梶賀港3船。漁場は須賀利▽尾鷲▽九鬼▽三木浦▽梶賀―となっている。