飲酒運転根絶「声かけ」ハンドルキーパー 四日市の店舗を指定 三重

【(右から)中西署長、松岡店主、母貴代さん、大田事務局長=四日市市諏訪栄町で】

【四日市】年末の交通安全県民運動期間中の2日、三重県警四日市南署(中西通署長)と四日市南地区交通安全協会は、飲酒運転根絶に向け、同市諏訪栄町の「うなぎ松岡本店」(松岡幸輝店主)を「ハンドルキーパー運動推奨店」に指定した。

同店で指定式があり、中西署長が「飲酒運転が増える年末年始に向け、ご協力をお願いします」と、松岡店主(25)に指定書とポスターを交付。安全協会の大田至事務局長がステッカーやミニのぼり旗を手渡した。

平成19年から始まった同運動は、飲酒運転根絶を目的に、飲食店で飲酒する場合、店の協力を得て、飲まない人(ハンドルキーパー)を決め、飲酒した人を安全に送る運動。

松岡店主と母貴代さん(60)は、ミーポくんとハンドルキーパーキャラクターにウナギをコラボさせた同署オリジナルポスターに大喜び。「かわいいポスターを店内に張って、飲酒されるお客様に、お車の運転は大丈夫ですかと声かけを徹底したい」と話していた。