【津】三重県津市久居桃園地区の文化祭が11月30―12月1日の2日間、同市新家町の桃園情報センターなどであった。桃園公民館講座生や地域住民の作品展示のほか、1日には軽トラ野菜市やお茶会などがあり、大いににぎわった。
地域の文化交流を図る目的で、同地区の5自治会などで実行委員会を作り開催。屋外では地元農家などの軽トラック七台が並び、地産のハクサイ、ダイコン、キャベツなどを格安で販売。待ちかねた来場者が開始早々から次々に買い求めた。
松阪市から娘と訪れた宇野くみ子さん(61)は「友だちに聞いて初めて来た。野菜の高い時なので新鮮な野菜はありがたい」と話した。
桃園小体育館では園児や児童の作品を、センター内では手芸、写真、生け花、シャドーボックスなどを展示。ヒョウタンアート24点を出品した田口正江さん(63)は「文化祭で見てもらおうと頑張った作品」と話した。