【亀山】三重県の亀山市野村地区まちづくり協議会(奥村彰会長)は11月30日午後5時半、同市野村3丁目の野村地区コミュニティセンター屋外で、クリスマスイルミネーションの点灯式を開いた。地区住民ら約百人が見守る中、奥村会長と子ども2人が点灯スイッチを押した。25日まで。午後5時―同9時。
点灯式前、同協議会10周年記念イベントで食べ物などを販売した収益金17万3533円を、能登半島地震の被災地の支援にと、市社会福祉協議会の楳谷英一会長に託した。
今年で4回目となるイルミネーションは、約4千個の赤や青、緑色などのLED(発光ダイオード)を使用。人が通れる高さ約2メートルの光のトンネルや高さ約四メートルのツリーなど「絆」をテーマに飾った。
また、男女5人組のアマチュアバンド「こまつな」が、赤鼻のトナカイやホワイトクリスマスなどクリスマスにちなんだ曲を披露した。
奥村会長は「物価高騰や世界各地での戦争など不安な話題ばかりですが、イルミネーションを見て、気持ちだけでも明るく楽しんでもらえれば」と話していた。