【三重郡】三重県菰野町菰野の廣幡神社(横山昌浩宮司)で1日、氏子総代ら40人が、初詣客を迎える「大かがり火」の準備に精を出した。
境内に直径4メートル、深さ1メートルの穴を掘り、ヒノキの丸太を中心に据え、周りに竹などを立てて高さ2メートルに組み上げた。約2時間かけて完成させると、雨をしのぐための青いシートをかぶせた。
大かがり火は31日午後11時に点火し翌1月1日午後5時までと、2、3日の午前8時―午後5時にたく。3日午前11時からは厄除(やくよけ)祭がある。
氏子総代長の市川吉康さん(84)は「無事に新年の準備が整った。大かがり火をたいて参拝客を迎えたい」と話した。