伊勢新聞

社会文化部門展にぎわう 桑名市民芸術文化祭、石取祭車の資料など 三重

【石取祭車の備品に関する資料などに見入る来場者=桑名市中央町の柿安シティホールで】

【桑名】第33回桑名市民芸術文化祭(三重県桑名市、市文化協会主催)の催しの一つ「社会文化部門展」が11月30日からの2日間、同市中央町の柿安シティホールで開かれた。

3市町の合併で現在の桑名市となり、今月6日で20周年になるのに合わせて行政区画の変遷が分かる図や、石取祭車の備品に関する資料など計約150点を展示した。

会場には、市無形文化財に指定されている「桑名の千羽鶴」や創作連鶴約100点も並んだ。最終日の1日午前中は、折り鶴を作るワークショップもあり、多くの来場者が体験していた。

今回の同展の代表を務める大河内浩さん(65)は「例年以上にたくさんの人に足を運んでもらえた」と手応えを感じていた。