松阪市議員定数「4減」に決定 特別委、本会議提出へ 三重

【定数削減の2案について投票する議会改革特別委員会=松阪市役所で】

【松阪】三重県の松阪市議会の全議員でつくる議会改革特別委員会(久松倫生委員長)は29日開き、議員定数を現在の28人から24人へ4人減らすと決めた。条例改正案を12月9日の定例会本会議に提出する。市議の任期満了は来年7月31日。

特別委では4人減と2人減の2案が提案され、無記名投票の結果、4人減が15人、2人減が12人となった。

今月22日の前回特別委では定数の現状維持と削減で意見が割れたため結論を先送りしていた。この日は現状維持を求める意見は出なかった。

議員定数を巡っては同市住民自治協議会連合会が昨年12月21日、8人削減を求める意見書を同市議会に提出。同市議会が設けた学識者でつくる「議員定数等の在り方調査会」(小林慶太郎会長、4人)が先月21日、中島清晴議長に「現状維持の28人から4人減の24人までが妥当」と提言した。