【四日市】年末の交通安全県民運動(12月1―10日)を前に29日夕、三重県警四日市南署(中西通署長)は「みんなで築こう交通事故のない安全・安心な四日市」をスローガンに、同署駐車場で出発式を開いた。署員と関係機関・団体などから約130人が参加した。
中西署長が「県内管内ともに交通死亡事故は減少しているが、物損事故はいずれも増加している。各機関・団体との連携を強化して事故のない四日市を目指そう」と訓示。森智広市長が「あさってからスタート。気を引き締めて事故防止に取り組んでいこう」とあいさつした。
たいよう保育園児と交通安全協会員らが、同署オリジナルの交通安全ソングに合わせて踊りを披露。特別来賓らによる交通安全宣言の後、白バイとパトカー、覆面パトなど13台が出発し、署員らが敬礼と拍手で見送った。同署の広報犬「豆助」も並んで見送った。
式終了後、同署前の国道1号歩道で関係団体とともに、「ダメ飲酒運転」「ライトを早めに」などと書かれたボードを持って街頭啓発活動をした。また、県下一斉飲酒取り締まり日に合わせ、午後9時から大規模飲酒検問も実施した。