伊勢新聞

子育てと仕事の両立支援、三重県内2施設助成 生命保険協会

【助成の決定通知書を持つ左から西岡会長、水野会長、味岡園長、尾崎副会長=津市栄町の伊勢門本店で】

【津】生命保険協会(会長・永島英器明治安田生命保険社長)による本年度の「子育てと仕事の両立支援に対する助成活動」の三重県内分贈呈式が28日、津市栄町の伊勢門本店であり、四日市市東日野町の「ひよこ保育園」と東員町笹尾西の「放課後児童クラブバンブーキッズ西」の2者に資金助成の決定通知書を授与した。

同助成は平成26年から保育所や放課後児童クラブの受け皿拡大と質の向上を目的に始まった。1施設20万円を上限とし、これまでの11年間で1255施設、計2億6400万円を助成している。

本年度は全国から1013施設の応募があり、150施設、総額2500万円の助成が決定。県内では11件の応募から選ばれた。

贈呈式で同協会県協会会長の西岡宏倫・明治安田生命津支社長は「働きながら安心して子育てができる環境の整備が今後ますます求められる。このような助成があることをほかの施設にもPRしてもらえれば」とあいさつし、ひよこ保育園の味岡珠美園長とバンブーキッズ西の水野美重子父母会会長に決定通知書を手渡した。

味岡園長は「バックアップをしていただけると励みになりありがたい。園舎のメンテナンスなどに活用していく」、水野会長は「クラブの運営や備品の購入など、有効に活用させていただきたい」とそれぞれ謝辞した。