【尾鷲】三重県尾鷲市中井町の尾鷲観光物産協会は来年1月25日から2月9日まで、食を通じて海洋深層水に親しむ「おわせ海洋深層水フードラリー」を初めて開く。来月1日から参加に必要なチケットを販売する。
同市古江町の総合交流施設「アクアステーション」で取水した海洋深層水の魅力や知名度を高めようと企画。海洋深層水を使う飲食店や物販、同市向井の温浴施設「夢古道おわせ」など会員23店舗が参加する。
フードラリーは、7枚つづりの500円券(3500円相当)を使い切った後、市内の県立熊野古道センター(向井)▽アクアステーション(古江町)▽尾鷲観光物産協会―の3施設で付属の台紙にスタンプを押す。
尾鷲観光物産協会に台紙を持って行くと、外れなしのガラガラくじに挑戦できる。熊野古道の世界遺産登録20周年記念ランタン(10人)やみえ尾鷲海洋深層水1カ月無料券(10人)、会員の特産品などが当たる。
同協会の湯浅しおり理事長は「お店に来て商品を買っていただき、会員全員でおもてなしをしようと考えた。皆さんにもう一回行きたいと思ってもらえるような尾鷲をつくりたい」と話した。
チケットは同協会かオンラインショップ「尾鷲まるごとヤーヤ便ショップ」で購入できる。価格は3千円。購入制限はない。1店舗当たり2枚まで使用可。問い合わせは同協会=電話0597(23)8261=へ。