新型コロナ2週ぶり減少 先週の県内感染状況

三重県は27日、先週(18―24日)の新型コロナウイルス感染状況を公表した。1医療機関あたりの新規感染者は平均1.4人で、前週から17%の低下。2週ぶりに減少した。

県によると、1日あたりの新規感染者数は前週より20人ほど少ない90人と推計される。先週中に基幹定点の9医療機関に新規入院した患者は12人で、前週から4人減った。

保健所管内別の1医療機関あたり新規感染者は桑名2.6人▽四日市0.1人▽鈴鹿1.1人▽津1.27人▽松阪1.38人▽伊勢1.55人▽伊賀1.38人▽尾鷲5人▽熊野0人―となった。

感染症対策課は「感染者数としては比較的少ないが、例年は11月下旬から増加に転じる。年末年始にかけて感染が拡大する恐れがある」とし、感染防止対策を呼びかけている。