【亀山】三重県の亀山市の櫻井義之市長は26日、市役所で定例記者会見に臨み、近年増加傾向の特殊詐欺、インターネットを使ったSNS(交流サイト)型投資詐欺とロマンス詐欺への被害を未然に防ぐため、市広報やホームページ、「あんしんメール」による周知徹底を図ると語った。
櫻井市長は「約4千人の市民が登録している『あんしんメール』では、被害事案や不審者情報などを随時発信している」と述べ、「少しでもおかしいと感じたらすぐに、家族や警察に相談してほしい」と話した。
10月末現在、県内の被害事案は、535件で被害総額は約32億6550万円。亀山署管内では、17件で被害総額は約1億490万円。新たな手口として、男女年齢を問わず、SNS型投資詐欺、ロマンス詐欺が増加している。
警察相談専用電話は=#9110=へ。