鈴鹿法人会が国税庁長官表彰 租税教育に尽力、市長に報告 三重

【受賞を喜ぶ飯田会長(中央)ら=鈴鹿市役所で】

【鈴鹿】租税教育の推進に尽力したとして、令和6年度国税庁長官表彰を受けた三重県鈴鹿市飯野寺家町の鈴鹿法人会(飯田隆典会長)が25日、同市役所を訪問し、末松則子市長に受賞を報告した。

同法人会の青年部会、女性部会は鈴鹿税務所管内の小、中学校を対象にした租税教室を15年にわたって継続しており、ことしは鈴鹿、亀山両市の小学校計22校で実施。独自の資料を活用した長年の活動が評価され、20日に鈴鹿税務署長から感謝状の贈呈を受けた。

また、個人の納税功労として飯田会長(67)が国税庁長官表彰、阪田朋成副会長(60)が名古屋国税局長表彰をそれぞれ受賞した。

来庁した飯田会長は「三つ同時にいただくのは全国でも初めてと聞いた。大変ありがたいこと」と話し、末松市長は「市にとっても大変名誉なこと。一緒に連携していきたい」と喜んだ。

併せて、全国法人会総連合が取りまとめた「令和7年度税制改正に関する提言書」を提出した。