伊勢新聞

子どもら科学の不思議を体験 亀山で祭典 三重

【液体窒素に風船を入れて形の変化を体験する子どもら=亀山市若山町の市青少年研修センターで】

【亀山】「第19回青少年のための科学の祭典2024亀山大会」(同実行委員会主催・伊勢新聞社ら後援)が23日、三重県亀山市若山町の市青少年研修センターで開催された。子どもゆめ基金の助成金を活用。

同祭典は、科学を通じて、子どもたちに自然科学に触れ面白さを楽しみながら体験することで、より科学を知るのが目的。県内では同市と名張市が開催している。

市内外の小中学校のほか、県立四日市工業高校、三重森林管理署、学校関係OB、魚と子どものネットワークなどが協力した。

会場では、液体窒素を使った風船の形の変化を知る実験やネオジウム磁石で鉄球をつる遊びのほか、絵の具を水面に広げて、爪楊枝で水面をかき混ぜ模様を画用紙に押し当てる、不思議な絵描きなど計21コーナーでにぎわった。

同実行委員会の西川浩委員長(市立白川小校長)は「子どもたちが、科学の不思議さを知り、驚きと喜び、楽しさを感じてもらえる祭典になった」と会場内を見回っていた。