亀山公園にソメイヨシノ40本植樹 市民ら150人参加 三重

【ソメイヨシノの苗木を植える(右から)櫻井市長、加太みどりの少年隊2人、辻理事=亀山市若山町の亀山公園で】

【亀山】三重県の亀山市は23日、同市若山町の亀山公園で、「第20回亀山市植樹祭」を開いた。県が取り組む「さくらプロジェクト」の一環。

櫻井義之市長をはじめ、岡田文化財団の辻晴芳理事、四日市農林事務所の杉野成生森林・林業室長、市加太みどりの少年隊のほか、公募による一般市民ら計約150人が参加した。

植樹祭は、平成17年の旧亀山市と旧関町の新市合併を機に、緑豊かな環境づくりと市民の緑化意識の向上を図る狙いで毎年、市内の公共施設内で実施している。

櫻井市長は「自らの手で苗木を植え、育んでいただくことが、森林への関心を深めるとともに、緑を愛する心を育む一助になることは、『緑の健都』を目指す本市にとって意義深い機会である」とあいさつした。

この日同公園内に植樹した高さ約1・8メートルのソメイヨシノの苗木は、同財団が令和5年度から県内45カ所を対象に5千本寄贈しているうちの40本を参加者らが植えた。