伊賀白鳳、都大路逃す トップ豊川と8秒差2位 東海高校駅伝 三重

【男子3区で先頭を走る豊川(愛知)の選手を追走する伊賀白鳳・茂手木=岐阜県山県市で】

全国高校駅伝(12月22日・たけびしスタジアム京都発着)の東海地区代表決定戦を兼ねた男子第73回・女子第35回東海高校駅伝競走大会は24日、岐阜県山県市の四国山香りの森公園周辺特設コースで行われ、男子(7区間42キロ)は豊川(愛知)が2時間4分41秒で、女子(5区間21・0975キロ)は浜松市立(静岡)が1時間8分40秒で優勝した。

全国高校駅伝の各県予選会で男女6位までに入賞したチームが出場した。各県予選で優勝したチームを除いて、男女最上位でゴールしたチームに与えられる東海地区代表は、男子が優勝の豊川、女子が3位の浜松商(静岡)に決まった。

三重県勢の最上位は男子準優勝の伊賀白鳳。全国高校駅伝の男子県予選は稲生に続く2位で県代表としての都大路出場を逃しており、東海地区代表枠の獲得を目指して出場した東海高校駅伝で、1区5位から粘り強く順位を上げ、3区以降豊川と首位争いを繰り広げたが最後一歩及ばず、豊川から8秒差の2位でゴールした。

伊賀白鳳からは3区(8・0キロ)の3年生、茂手木英人が23分42秒で区間1位に輝き区間賞を獲得。男子1区(10キロ)では高田3年の杉本憲亮が区間1位となる29分4秒をマークして区間賞を受賞した。

総合結果は次の通り(3位までと県勢)
【男子】(1)豊川(愛知)2時間4分41秒(2)伊賀白鳳2時間4分49秒(3)愛知2時間5分16秒(6)稲生(9)四日市工(10)高田(20)三重(21)皇學館

【女子】(1)浜松市立(静岡)1時間8分40秒(2)美濃加茂(岐阜)1時間10分21秒(3)浜松商(静岡)1時間10分31秒(11)稲生(15)津商(16)鈴鹿(18)高田(20)四日市商(21)四日市南