伊勢新聞

商議所前会頭の岩佐氏、受賞の喜び報告 産業功労者で亀山市長に 三重

【櫻井市長(右)と表彰状を持つ岩佐氏=亀山市役所で】

【亀山】令和6年度産業功労者として三重県知事表彰(11月20日付)を受けた、亀山商工会議所前会頭の岩佐憲治氏(77)=亀山市関町古厩=は22日、亀山市役所に櫻井義之市長を表敬訪問し、受賞の喜びを報告した。

県内では6人が受賞。岩佐氏は今年3月、12年間務めた同商議所の会頭を退任。現在、顧問として後継者の指導などに携わっている。

表彰は、リニア中央新幹線亀山中間駅誘致や工業団地への企業誘致、子どもから大人まで多くの市民に亀山の歴史や文化を知ってもらう「亀山検定」への取り組みのほか、亀山ラーメンや亀山みそ焼きうどんの周知など、産業から観光、食文化まで会頭としてけん引してきたことが評価された。

岩佐氏は「皆さんと共に働いてきた成果が受賞につながった。皆さんに感謝している」とし、「リニアの中間駅として三重県駅が亀山に決まったことが一番の思い出」と話した。

櫻井市長は「受賞おめでとうございます。永年にわたり、亀山の振興に携わってきたことに敬意を表する」と祝福し、「健康に留意し、引き続き亀山の産業・観光の発展によろしくお願いします」とたたえた。