受章者の功績たたえる 秋の叙勲、県庁で伝達式

【一見知事(前列右端)から叙勲の伝達を受けた受章者ら=県庁で】

三重県は22日、令和6年秋の叙勲伝達式を県庁の講堂棟で開いた。一見勝之知事が受章者のうち10人に勲記と勲章を手渡し、長年の功績をたたえた。

県によると、県内では50人が今秋の叙勲を受章した。この日の伝達式には、50人のうち県が総務省と厚生労働省に上申していた10人が出席した。

一見知事は「国や県の発展は皆さんの熱い思いとひたむきな取り組みのたまもの。豊富な経験と優れた見識で、今後も県のために指導いただきたい」と祝辞した。

旭日小授章の奥野英介元県議(78)は取材に「小俣町長と県議を長くやってきたことを評価してもらったのだと思う。当時の町職員には特に感謝している」と語った。

今後の県政には「国からの押し付けではなく、身近なことで独自の地方行政を進めてほしい。議会も、知事にしっかりと思いをぶつけてほしい」とエールを送った。